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冬のごあいさつ

お知らせ

「花ぼうろ」の袋の膨張についてのお知らせ

2026.09.21

弊社商品「花ぼうろ」について、一部のお客様から「袋が膨らんでいる」とのご連絡をいただいております。お求めいただいたお客様には、ご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

弊社では、一件ずつ商品の製造日などを確認するとともに、原因の調査と製造環境の改善を進めています。

袋の膨張について

2020年に同様の袋の膨張が発生した際、膨張した商品を食品分析の専門機関で検査したところ、遺伝子解析によってZygosaccharomyces rouxiiという酵母が同定されました。この酵母は糖分の高い環境でも生育する性質を持ち、食品中で増殖した場合にはガスを発生させ、包装を膨張させることがあります。

この検査結果を受け、弊社では環境衛生の専門会社に製造工程の調査を依頼し、ジャム充填機をはじめとする設備の洗浄・殺菌方法、原材料や製造環境を通じた微生物の混入をできる限り抑えるための管理について指導を受け、以後その対策を継続してきました。

なお、今回確認されている袋の膨張についても同じ酵母によるものかどうかは、現在確認を続けています。

今夏に確認した製造環境の変化と改善

日頃より小麦粉が焼成後の製造ラインへ流入しないよう注意してきた中、8月下旬、工場メンバーが焼成室の空気の流れに変化が生じていることに気づき、製造設備を調べたところ、焼成室の給気装置のベルトが劣化し、給気が弱くなっていることを確認しました。

その影響により、隣接する生地室からの小麦粉が焼成室へ流入する状態が生じていたことがわかり、給気装置のベルト交換など、焼成室と周辺の空気の流れを改善するための対応を進めています。

一方、この設備上の問題だけが今回の袋の膨張の原因であるとは判断しておりません。ほかの可能性も含めて調査を続けています。

微生物検査とジャム充填ラインの管理

弊社では、環境衛生の専門会社による微生物検査を定期的に行っています。

2026年7月の検査では、ジャムから酵母が検出された一方、ジャムのタンクや入口・出口、ジャム付機、包装機、コンベアなど製造設備13か所の拭き取り検査では、カビ・酵母ともにすべて基準値以下でした。

ジャムを扱う設備については、以前から専門家の指導を受け、汚れを取り除く清掃と、微生物を抑えるための洗浄・殺菌を分けて考え、ノズルなどを分解して洗浄・殺菌する管理を続けています。

ジャムから酵母が検出されたことを受け、この管理についても改めて確認と徹底を行っています。

現在、ジャム、製造環境中の空気、小麦粉、製造設備など、複数の可能性について一つずつ確認を進めています。これまでの発生状況、検査結果、設備の改善内容も整理しながら、原因の確認と必要な対策を進めてまいります。

袋が膨らんだ商品をお持ちのお客様へ

お手元の「花ぼうろ」の袋が通常より膨らんでいる場合は、お召し上がりにならず、弊社までお知らせくださいますようお願いいたします。

商品の状態を確認させていただくとともに、代わりの商品をお送りいたします。

また、原因を調べるための大切な手がかりとなりますので、可能でございましたら商品をそのまま保管いただき、賞味期限や商品の状態などを確認させていただけますと幸いです。

弊社では、袋の膨張が確認された一件一件を記録し、製造日や製造環境との関係を確認しています。

お客様にはご心配とお手数をおかけいたしますことを、重ねてお詫び申し上げます。

これからもお客様からお寄せいただく情報と、工場で働く一人ひとりの気づきを大切にしながら、原因の確認と製造環境の改善を続けてまいります。

株式会社 北島